【体験談】生活保護 失業|収入0円で月いくらもらえる?受給額の実例
監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。
この体験談の要約
・収入0円の状態から受給に至ったリアルな金額と内訳
・申請時に確認された「最低生活費」の考え方
・受給後に感じた生活の変化と安心感
体験者プロフィール
・年齢:39歳
・性別:男性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:0円(無職)
・受給額:約12万円(生活扶助+住宅扶助)
・状況:失業・貯金枯渇・求職中
受給前の状況を教えてください
「働いてない=収入ゼロ」
当たり前のことですが、その現実が重くのしかかってきました。
会社を辞めてから、最初はすぐに仕事が見つかると思っていました。でも、思った以上に再就職はうまくいかない。
応募しても返事が来ない日々。面接まで行っても、不採用。気づけば数ヶ月が経っていました。
収入はゼロ。貯金も減っていく。最初は「節約すればなんとかなる」と思っていたけど、次第にそれも限界に近づいていきました。
食費を削り、光熱費もギリギリまで抑える。でも、それでも足りない。
「このままどうなるんやろ」そんな不安が毎日頭をよぎっていました。
申請のきっかけは何ですか?
きっかけは、家賃の支払いでした。通帳の残高を見たとき、「来月の家賃が払えへん」と気づいたんです。
その瞬間、現実が一気に押し寄せてきました。「もう限界や」そう思ったとき、初めて生活保護が頭に浮かびました。ただ、不安も大きかったです。
「いくらもらえるんやろ」
「本当に生活できるんか」
でも、それ以上に、「何もせずに終わる方が怖い」と思いました。それで、役所に相談に行くことを決めました。
実際の申請の流れを教えてください
役所では、まず現在の生活状況を詳しく聞かれました。
・収入(0円)
・貯金の残高
・家賃
・生活費
その中で説明されたのが「最低生活費」という考え方でした。自分の地域・年齢・住居状況から算出された金額と、収入との差額が支給される仕組みです。
自分の場合は収入がゼロだったため、そのまま基準額が支給額になりました。
内訳としては、
・生活扶助:約7万円
・住宅扶助:約5万円
合計で約12万円でした。その後、ケースワーカーの訪問などを経て、約2週間で受給が決定しました。
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受給後はどう変わりましたか?
受給が始まって、まず感じたのは安心感でした。「生活できる」という実感。
それまでは、毎日が不安との戦いでした。でも今は、最低限の生活が保障されている。それだけで、気持ちが全然違いました。
また、焦りが減ったことで、落ち着いて仕事探しができるようになりました。
結果的に、無理な選択をせず、自分に合った働き方を考えられるようになりました。
「金額よりも、“安心できる状態”が大きかった」
正直、最初は「いくらもらえるか」ばかり気にしていました。でも実際に受けてみて感じたのは、それ以上に「安心できること」の大きさでした。
収入がゼロでも、生活を立て直す時間をもらえる。それが一番ありがたかったです。
編集部コメント(社会福祉士より)
生活保護の支給額は、
・年齢
・地域
・世帯構成
・家賃
などによって決まる「最低生活費」を基準に算出されます。今回のように収入が0円の場合、原則としてその基準額がそのまま支給額となります。
ただし、金額は個別に異なるため、具体的な受給額は相談時に確認することが重要です。
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