• 友だち追加
  • Tiktok
  • Youtube
  • イクハクから子育て制度がスマホに届きます

イクハクから子育て制度がスマホに届きます

  • 友だち追加
  • Tiktok
  • Youtube

【体験談】生活保護 生活が限界|家賃・電気代が払えない状況での決断

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・家賃滞納と電気停止寸前まで追い込まれた30代男性の実体験
・支払い不能の現実に直面して初めて生活保護を決断した心理の変化
・受給によって生活基盤を立て直せた具体的な流れ

体験者プロフィール

・年齢:38歳
・性別:男性
・世帯構成:一人暮らし
・地域:大阪府内
・収入:月約4万円(日雇い)
・受給額:約11万円(家賃込み)
・状況:失業後、日雇いで生活・収入不安定

受給前の状況を教えてください

最初に遅れたのは、電気代でした。
「来月まとめて払えばいい」
そう思って先延ばしにしたのが始まりです。
でも、収入が増えることはなく、支払いはどんどん積み重なっていきました。気づけば、家賃も遅れ始めていました。
ポストには督促の封筒が増えていく。開けるのが怖くて、そのままにしてしまう日もありました。この気持ち、経験された方なら分かってもらえると思います。
電気はギリギリで使っていましたが、いつ止まってもおかしくない状態。
部屋の中で一人、「どうしよう…」と何度もつぶやいていました。それでも、「まだ何とかなる」と思っていたんです。

申請のきっかけは何ですか?

限界を感じたのは、電気の停止予告が届いたときでした。
「○月○日までに支払いが確認できない場合、供給を停止します」その一文を見た瞬間、体が固まりました。
電気が止まる=生活が成り立たない。電話会社に電話して、理由を並べて待ってもらおうとも思いましたが、そんなに甘くはないですよね。待ってもらったとしてもまた翌月は来る。
そこで初めて、「もう無理や」とはっきり認めました。
それまでの自分は、どこかで現実から目をそらしていたんだと思います。自分の心の安定を取り戻すために、明日、役所に行くことを決めました。

実際の申請の流れを教えてください

窓口では、まず現状を説明しました。
・収入の状況
・家賃の滞納
・電気代の未払い
・生活の状態
正直にすべて話しました。
担当の方は、特に驚く様子もなく、落ち着いて確認を進めていきました。
「現在の状況ですと、生活保護の対象となる可能性があります」
その言葉を聞いたとき、ゲンキンなもので、今まで敵のように思っていた窓口の職員が急に味方のように思えてきました。<
申請書を提出し、ケースワーカーの訪問を受けたあと、約2週間で受給が決定。
その間も、状況に応じて支払いの相談など、現実的なアドバイスをもらえました。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

受給後はどう変わりましたか?

生活保護を受けてから、まず支払いの不安がなくなりました。
家賃も電気代も、「どうしよう」と悩むことがなくなった。それだけで、気持ちが大きく変わりました。
それまでは、常に何かに追われている感覚がありました。今は、少し余裕を持って生活できています。
生活が安定したことで、ようやく将来のことも考えられるようになりました。

「支払えない状態は、“気合い”ではどうにもならなかった」

あの頃は、「頑張れば何とかなる」と思っていました。でも現実は違いました。
収入が足りなければ、どう頑張っても支払えない。それは当たり前のことでした。生活保護は、そういう状況を支えるための制度なんやと、実際に受けてみて初めて分かりました。
無理に耐え続けるより、早く相談する方が良かったと思っています。

編集部コメント(社会福祉士より)

家賃や光熱費の滞納は、生活が維持できていない明確なサインです。
今回のように、
・家賃の支払いが困難
・電気や水道の停止リスクがある
・収入が不足している
といった状況では、生活保護の対象となる可能性があります。
また、滞納がある場合でも、申請時に状況を説明することで、適切な支援につながるケースが多くあります。
重要なのは、現状を正確に伝えることです。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説

他の生活保護に関する体験談

生活保護制度をわかりやすく解説

イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

▶ 窓口で困らないために。生活保護の仕組みと申請の流れを完全解説