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【体験談】生活保護 受給できた|子どもがいても受給できた理由とは?

監修者:安木麻貴(社会福祉士)
生活保護や子育て支援制度に関する相談支援の知見をもとに、本記事の内容を確認しています。

この体験談の要約

・シングルマザーとして働きながらも生活が成り立たず受給に至った実例
・「子どもがいると難しい」という誤解を覆した体験
・児童扶養手当など他制度との関係も含めたリアルな支給の仕組み

体験者プロフィール

・年齢:35歳
・性別:女性
・世帯構成:母+子ども1人(小学2年生)
・地域:大阪府内
・収入:月約9万円(パート)+児童扶養手当
・受給額:約13万円(差額支給+住宅扶助)
・状況:離婚後、収入不足・生活困難

受給前の状況を教えてください

「子どもには我慢させたくない」
そう思いながらも、現実は厳しかったです。離婚してから、子どもと二人での生活。パートで働きながら、なんとかやりくりしていました。
収入は月9万円ほど。そこに児童扶養手当があっても、生活費としては足りない。
家賃、食費、学用品。どれも削れないものばかりでした。自分のことは後回しにして、子ども優先の生活。でも、それでも足りない。
「このままで大丈夫なんやろか」そう思うことが増えていきました。

申請のきっかけは何ですか?

きっかけは、子どもの一言でした。「なんでうちは外でご飯食べられへんの?」その言葉に、何も答えられませんでした。
普段は気づかせないようにしていたつもりでも、子どもはちゃんと感じていたんだと思いました。その夜、初めて思いました。「このままじゃあかん」
でも、生活保護には抵抗がありました。「子どもがいるのに受けられるんかな」「周りにどう思われるやろ」そう考えていました。
それでも、子どもの生活を守るために、一度相談に行こうと決めました。

実際の申請の流れを教えてください

役所では、まず家庭の状況を詳しく聞かれました。
・収入の内訳(パート・児童扶養手当)
・家賃
・子どもの年齢
・生活費の状況
その中で説明されたのが、「世帯全体で最低生活費を下回っているかどうかで判断します」という考え方でした。
自分の場合、収入と手当を合わせても生活費に足りていないため、対象になる可能性があると言われました。
「子どもがいるから無理」ではなく、「子どもがいるからこそ守る必要がある」という説明に、少し気持ちが軽くなりました。
その後、申請を進め、ケースワーカーの訪問を経て、約2週間で受給が決定しました。

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受給後はどう変わりましたか?

受給が始まってから、生活に大きな変化がありました。まず、子どもに我慢させる場面が減りました。
必要なものを、必要なタイミングで用意できる。それだけで、気持ちが全然違いました。自分自身も、「どうやって節約するか」ではなく、「どうやって生活を整えるか」を考えられるようになりました。
精神的な余裕ができたことで、子どもとの時間も穏やかに過ごせています。

「子どものために、“頼る選択”をしてよかった」

最初は、すごく迷いました。「頼ること」に抵抗があったからです。でも、今ははっきり思います。あの時、相談してよかった。
生活保護は、自分のためだけじゃなく、子どもの生活を守るための制度でもありました。一人で抱え込まずに、頼ることも大事なんだと実感しました。

編集部コメント(社会福祉士より)

子どもがいる世帯でも、生活保護の対象となるケースは多くあります。
判断のポイントは、
・世帯全体の収入
・最低生活費との比較
・生活維持の可否
です。また、児童扶養手当など他の制度も含めて総合的に判断されます。
「子どもがいるから難しい」と思う方も一定数おられるようですが、むしろ子どもの生活を守る観点から支援が必要とされる場合が多いと思います。

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イクハクでは生活保護の条件・金額・申請方法の解説や、生活保護に関するよくある質問にお答えしています。申請の前にチェックしてみてください。

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