お産施設同士での協力体制により安心して出産できる環境を提供するシステム
- 妊娠
- 地域独自
産科セミオープンシステムとは
和歌山市、海南市、紀美野町、有田市、湯浅町、広川町、有田川町では、出産できる施設が減ってきており、分娩を扱っていない診療所(クリニック)と分娩を扱う病院が協力することで、妊婦さんが安心して出産できるよう努めていますよ。
お産施設同士での協力体制のおかげで、たとえば、次のような希望に対応できるようになりました
・家族に付き添いしてもらえる土曜日に妊婦健診を受けたいなあ
・職場から近くにある所で、妊婦健診を受けられると助かるんだけど・・・
・母乳も含めて助産師さんに相談に乗ってもらえるところがいいわ
・出産は健診をうけた所でないとダメなのかしら?
診療所(クリニック)は、平日の午後や土曜日も診療を行っているため受診しやすく、待ち時間も比較的短いメリットがあります。
また、総合病院では、合併症のある妊婦さんの出産にも対応できるよう診療設備を整えており、時間外や緊急時の対応も行っているという特徴があります。
クリニックと総合病院の良さを備えたのが、「妊婦健診は近くの診療所で、お産は総合病院で」というシステム(産科セミオープンシステム)です。わかやまお産ネットワーク
和歌山周産期情報センター(公立大学法人 和歌山県立医科大学 内)
住所:和歌山市紀三井寺811-1
電話:073-441-0823