重度脳性麻痺の赤ちゃんに対して総額3,000万円が保証金として支払われる
- 医療
産科医療補償制度
お産の現場では、赤ちゃんが健康で、元気に生まれてくるために、医師や助産師などがたいへんな努力をしていますが、それでも予期せぬできごとが起こってしまうことがあります。
産科医療補償制度は、お産をしたときになんらかの理由で重度脳性麻痺となった赤ちゃんとそのご家族のことを考えた補償制度です。
分娩に関連して発症した重度脳性麻痺の赤ちゃんに対して、看護・介護のために、一時金600万円と分割金2,400万円(年間120万円を20回給付)、総額3,000万円が補償金として支払われます。目次産科医療補償制度 対象
2015年1月1日以降に出生したお子様で、次の基準をすべて満たす場合、補償対象となります。
なお、2015年1月1日以降に出生した場合と、2022年1月1日以降以降に出生した場合で「所定の要件」が異なります。2015年1月1日以降に出生した子どもの場合
1.出生体重1,400g以上かつ在胎週数32週以上、または在胎週数28週以上で所定の要件
2.先天性や新生児期等の要因によらない脳性麻痺
3.身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺2022年1月1日以降に出生した子どもの場合
1.在胎週数28週以上であること
2.先天性や新生児期等の要因によらない脳性麻痺
3.身体障害者手帳1・2級相当の脳性麻痺気になることがあれば、
産科医療補償制度専用コールセンターまでお電話ください。
0120-330-637
午前9時~午後5時(土日祝を除く)産科医療補償制度 よくある質問
産科医療補償制度の申請期限はありますか?
産科医療補償制度の補償申請の期限は、原則としてお子様の満1歳の誕生日から満5歳の誕生日までです。ただし、診断が可能であれば生後6ヶ月から申請できる場合があります。
詳しい内容については、 産科医療補償制度専用コールセンター 0120-330-637 に問い合わせしてみてください。
受付時間:午前9時~午後5時(土日祝日・年末年始を除く)どの病院で分娩しても産科医療補償制度の対象になりますか?
産科医療補償制度の対象となるのは、この制度に加入している分娩機関で出産した場合に限ります。
制度に加入しているかどうかは加入分娩機関検索から調べてみてください。
Written by 土田 成人
サンスターで36年間勤務。マーケティングに従事した経験を活かし、国の制度や知りたいことをわかりやすくお伝えします!