助成金も出た!離島でも子育てサークル(三重県答志島)

2016/07/01

鳥羽市の離島・答志島で、子育て中の若いお母さんたちの交流の場となる「ママ&キッズサークルin答志島」が発足しました。このようなサークルは、都市部を中心にたくさんありますが、地方や島などにはまだまだ少ないですよね。この島も、鳥羽市最大の離島でありながら、これが初の子育てサークルだそうです。

このサークルの発足を呼びかけたのは山下さんと川原さんのお2人で、今年5月に意気投合してサークルを作ることを決意しました。それから6月の初めに鳥羽市子育て支援室を訪れ、サークルつくりの相談を持ち掛けました。本土で別の子育てサークルを運営している山本さんに出会いアドバイスを受け、市社会福祉協議会からは月3000円の補助がでることになりました。

弱冠1か月でここまでたどり着いたお2人は、同6月27日には初めての会合を開くに至りました。初会合にはお母さん19人と小さな子供9人が集まり、今後の活動や悩み相談などいろんな意見が出ました。今後、参加者それぞれの特技を生かした教室なども開催していきたいとしていて、更なる発展を予感させますね。

地方は、地域のふれ合いは活発かもしれませんが、同じ悩みを持った仲間や同じ境遇の同士が出会うことはなかなか難しいものです。そんな中、思い付きを迅速に形にしたこのサークルは素晴らしいモデルプランだと感じました。
このお2人のストーリーから、「わたしもやれるのでは!」と思った方がぜひ一歩を踏み出して、子育て仲間の場を作ってみてはいかがでしょうか。


[筆者]
育児助成金白書
Elly