子育て世代の女性の働く割合

2015/09/30

15日に公表された “2015年版労働経済白書” では
働きたいけれど出産や育児で職探しを諦めている女性が多いことを重要課題として掲げています。


そんな中で、新潟・富山・石川・福井・鳥取・島根・高知などの地域は、働く母親の割合が全国平均に比べて高く
保育所の整備が進んでいることが大きく影響しているそうです。
また、親との同居や労働時間の短さ、男性の家事・育児への積極的な参加も
育児をしながら働く女性の割合を引き上げる最大の要因となっているようです。


厚生労働省は “雇用情勢は着実に改善が進んでいる” と評価したうえで
効率的な働き方の実現に向け、長時間労働の是正も挙げています。


保育所の充実や労働条件の改善で、育児と仕事の両立をしやすい環境が整っていくといいですね。



筆:かえる