自治体独自の子育てアプリやスマホを使ったサービスをご存じですか?

2016/02/10

最近、お母さん・お父さんを対象とした様々な子育てアプリや育児情報サイトが増えています。子どもを寝かしつける音を出すものや、健診のスケジュール管理など、利用されている方も多いと思います。そんな中、独自のアプリを提供している自治体が増えているってご存知でしたか?

最初に開発を手掛けた、東京都世田谷区の「せたがや子育て応援アプリ」では、区の支援情報や乳幼児健診・予防接種の通知をおこなったり、授乳スペースや保育園の空き情報の検索など、幅広い情報発信をしています。同時期に大阪市天王寺区独自の「ぎゅっと!」も公開され、その後京都市、新宿区などぞくぞくと公開されてます。福島県白河市でも2016年2月下旬より、妊娠・出産・子育て情報を配信する「ぽっかぽか」を公開予定です。

山形県新庄市の地域子育て支援センターでは、全国初のLINEを使った子育て相談の受付と子育て情報の発信を始めました。同センターではこれまでにも、センター内で相談業務をおこなってきましたが、「対面だと相談しにくい」という声が多くあり、より多くの相談者に対応できるようにLINEでの相談に取り組んでいるそうです。対応時間は午前10時~午後6時(水曜、年末年始を除く)で、職員2人が対応し、市外在住の人も相談可能みたいですね。悩みの種類や子どもの年齢も特に定めていないようなので、気軽に何でも相談できそうですね!



[筆者]
育児助成金白書事務局
育児制度アドバイザー
高橋智也