2022年度鹿児島県ベスト育児制度賞

2022年度鹿児島県ベスト育児制度賞

受賞団体

鹿児島県くらし保健福祉部子ども家庭課/鹿児島大学医学部保健学科成育看護学講座

鹿児島県くらし保健福祉部子ども家庭課、鹿児島大学医学部保健学科成育看護学講座

鹿児島県くらし保健福祉部子ども家庭課、鹿児島大学医学部保健学科成育看護学講座

受賞制度

「かごぷれホットライン」オンライン相談支援事業
LINEで友だち追加をするとチャットボットで妊娠・出産・月経など自分が欲しい情報を調べられます。メールや電話での個別相談・定期配信での情報提供も行っています。

【コメント】
 鹿児島県では、孤立感や不安を抱えた方が、身近に相談できる環境を整備するため、若年層が普段から使用しているLINEを用いて、チャットボット(自動返信システム)により自分で情報を得られる環境を鹿児島大学医学部保健学科成育看護学講座に委託して作成しました。チャットボットにより問題が解決できない場合には匿名でメールや電話等での個別相談も行っています。
 「かごぷれホットライン」という相談窓口の名称には、「鹿児島の女性に妊娠(pregnant)や性に関する悩みを1人で抱え込まないでほしい、また、妊娠等について必要な正しい情報と知識で予期せぬ妊娠を防いで(prevent)ほしい」という思いが込められています。そのためLINEやホームページで漫画等を用いて情報提供も行っています。LINEの友だちも1600名を超えており、個別相談も開始後100件程度となっています。今後も鹿児島県と大学の協働で若年妊婦等に対する支援環境を整備していきたいと考えています。

【選考理由】
(弊社入力欄)手軽さは重要。ハードルは低ければ低いほど良いと思います。10代の女性が1次的な相談をしやすくするため、チャットボットで環境を提供したことを評価。