2022年度茨城県ベスト育児制度賞
受賞団体
龍ケ崎市役所
受賞制度
男性職員の育児休業取得率100%達成
育休取得促進に向けてトップの強い意志表示、育休経験者との座談会や、育児休業メンター制度、育休期間の経済的援助等の周知により、育休取得が当たり前の職場となっています。
【コメント】
この度は、「ベスト育児制度賞」に選んでいただき、誠にありがとうございます。
龍ケ崎市では、「市役所男性職員による育児休業取得率100%」を、2015年度から2021年度まで7年連続で達成しました。2022年度に子どもが生まれた男性職員においても既に8割以上が育児休業を取得したところです。
本市では、2011年2月に初の男性職員の育児休業取得を皮切りに、年々取得率を増加させてきました。育児に関する職員の対話の場の創出や育児休業メンター制度の導入などにより「男女を問わず、育児休業を取得するのが当たり前」という雰囲気が醸成されています。
萩原市長も今年5月に育児のための休暇を取得し、「トップとしてこの流れを止めることなく、ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた取り組みを推進していきます。また、自らが積極的に育児に参加する姿勢を示すことにより、子どもや若者が健やかに育ち、一人ひとりの夢や希望を育むまちづくりに取り組んでいきます。」と話しています。
今後の課題としては、男性職員の育児参画の質の向上です。育児休業の取得は、その後も続く男性職員の育児参画のきっかけとなるものです。その質の向上は、家族の絆を深め、仕事への高いモチベーションに繋がります。また、生活者視点を仕事に反映させることができると考えます。男性職員の育児参画の質の向上とは何か、取得日数ももちろんですが、質を担保するにはどのような関わりが必要かを職員同士、考える機会を作っていきたいと考えています。
【選考理由】
国は男性の育児休業を国家公務員は2025年85%という目標にしていますが、龍ヶ崎市の男性職員は既に100%の取得。7年連続達成されている点を評価しました。全国に広がって当たり前のことになるといい。