2021年度山形県ベスト育児制度賞
受賞団体
舟形町 健康福祉課 地域保健係
受賞制度
妊婦さんとお母さんの定期健康相談
毎月第1・第3月曜日を基本として、月2回実施。午前10時~12時までの自分の好きな時間に保健センターに来所し相談。希望者には児の身体計測を実施。助産師と保健師が相談対応する。
【コメント】
舟形町では、平成28年4月に子育て世代包括支援センターを設置し、同時に妊娠期から子育て期までの切れ目のない支援として、わが町ではどんな取り組みができるのだろうか?と模索している中で、妊婦さんへのアプローチと1ヶ月健診から乳児健診の狭間で、定期的に母親の心と身体の不調や育児不安が軽減でき、相談のできる場を作りたいという思いで、この事業を開始しました。
また、妊娠・出産期のスペシャリストである助産師さんと一緒に活動したいという思いに、開業助産師の高橋 優さんから快く協力をお引き受けいただき実施することができました。
毎回、助産師と保健師が担当し、妊婦さんとお母さんの相談にのり、育児不安を軽減し、安心して子育てのできる環境づくりに取り組んでいます。
育児不安が強く、母親自身の心と身体も不安定な生後1歳ぐらいまでの時期に、ゆったりと相談ができ、他のママとも交流のできる場として、また子育て支援センターと同じ建物で実施しているので利用のついでに立ち寄れ、コロナ渦でも安心して利用のできる場となっています。
近隣の市町村でも同じような取り組みをされているところも増えており、代表してお選びいただけた事を嬉しく思います。
【選考理由】
子どもではなく、プレママからママになる母親の定期健康相談に主軸をおいた活動を評価。
産前・産後の母親のための定期健康相談を実施。親のためという視点の健康相談。