2021年度滋賀県ベスト育児制度賞
受賞団体
滋賀県健康医療福祉部子ども・青少年局
受賞制度
子ども県議会
小学4年生から中学3年生の子ども議員30名が、7月下旬に、知事から任命書を受け取り、5回の活動を経て、子ども議員活動の集大成の場として、「子ども県議会」を開催する。
【コメント】
滋賀県子ども県議会は、子どもの権利条約第12条が保障する「子どもの意見表明権」をふまえ、子どもが県政等に対する意見や提言を積極的に表現できる機会づくりを通して、滋賀県の魅力や問題等に関心をもち、社会に参加する意識を高めるとともに、子どもが自ら考え、自ら行動する力を育むよう支援することを目的として開催している。
本事業は、平成12年度より24年度まで行っていた「21世紀淡海子ども未来会議」の成果と課題を踏まえ、平成25年度より新たに「子ども県議会」に特化した事業として実施している。
毎年、県議会議場において、子ども議員が堂々と発表する姿に頼もしさを感じるとともに、子ども議員の提案が県の施策に反映された事例もあり、子どもたちにとっても大変やりがいのある、そして社会参画への意欲をより一層高めることのできる事業となっている。令和2年度からは、活動をオンラインに切り替えたり、活動内容や実施方法を変更したりして取り組んでいる。今後も引き続き、子どもたちの意見表明の場を大切にしていきたいと考えている。
【選考理由】
子どもたちにとって実際の県議会議場で質問や提案をする経験は貴重であり、親以外のいろいろな人の考えに触れる大切な経験になると思われます。2013年開始より継続的にしている点を評価。