2021年度沖縄県ベスト育児制度賞 | 子育て支援制度の速報と解説

沖縄県 子ども生活福祉部子育て支援課

県外保育士誘致支援事業
県外在住の保育士に対し沖縄県内の保育施設への就労に係る渡航費、引っ越し費用等の移住費を補助。（単身世帯：1世帯当たり20万円、2人以上世帯：1世帯当たり40万円）

【コメント】
　この度は、大変素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
沖縄県では、これまで待機児童の解消に向けて、保育士の確保や保育所等の施設整備など市町村が取り組む事業を支援してきました。
　しかしながら、施設整備が進んでいく中で、保育士不足という課題が大きくなっております。沖縄県では、保育士を確保するため、県内の潜在保育士や養成校の学生に向けて、魅力発信等の働きかけを行ってまいりましたが、令和3年度からは、県外在住の保育士等にも目を向け県外保育士誘致支援事業を開始しました。
　本事業は、県外在住の保育士に対し、沖縄県内の認可保育所等への就労に係る渡航費、引っ越し費用等の移住費用を補助するものであり、令和3年度は、年度途中からの事業実施でしたが、35人の保育士等（単身世帯：26世帯、2人以上世帯：９世帯）の活用がありました。
令和4年度以降も継続して実施する予定ですので、是非ご活用いただきたいと思います。
　今回の受賞をきっかけとして、本事業が広く認知され、応募者が増えることを願っています。本事業にご興味がある方は、沖縄県子育て支援課または沖縄県保育士・保育所総合支援センターまでお気軽にご相談ください。

【選考理由】
保育の人材が足らないという現状は大きな問題となっています。子どもたちの育成にとても大切な役割となる保育士の皆さん。今回の事業で積極的な県外からの保育人材の確保に繋がって欲しいと思います。