2018年度長野県ベスト育児制度賞
受賞団体
長野県林務部信州の木活用課県産材利用推進室
受賞制度
『子どもの居場所』木質空間整備事業
保育園・幼稚園・児童センター・商業施設のキッズスペース等の「子どもの居場所」で県産材を利活用する取組(木造・木質化、木の調度品・おもちゃ等設置)を支援しています。
【コメント】
本県は、県土の8割を森林が占める全国有数の森林県であり、森林資源は先人のたゆまぬ努力により着実に増加し、これまでの「育てる時代」から「利用する時代」を迎えています。
森林から生産される木材の利用を進めるためには、将来を担う子どもたちに環境に優しい資源である木材の大切さを伝え、暮らしの中で木材を利用されるのはあたりまえと感じてもらうことが重要です。
このような背景から、平成30年度から「長野県森林づくり県民税」を活用してこの事業を実施し、県民の皆様等と一緒に多くの子どもに木に触れる機会を提供しています。
平成30年度には、子どもの居場所の木造・木質化7件(補助対象事業費上限499万円・補助率2分の1以内)、子どもの居場所への木の調度品・おもちゃ設置57件(補助対象事業費上限50万円・補助率4分の3以内)に取り組みました。
【選考理由】
子どもの居場所に対しては質のいいものを使ってほしいと思います。木材の手触り・香りなどを地域の自然からいただき、五感を通じた豊かな感性を育てていただきたいです。