2016年度広島県ベスト育児制度賞

2016年度広島県ベスト育児制度賞

受賞団体

三次市

受賞制度

三次市不妊治療費助成事業
広島県の補助と併せて、不妊治療にかかった費用を全額補助してくれる制度です。

三次市不妊治療費助成事業

【コメント】
少子高齢社会を迎え,より効果的な施策をめざし,不妊に悩み妊娠を希望されるご夫婦に対して,特定不妊治療費の全額助成を行っています。
不妊治療は早く取り組むほど効果があると言われていますが,経済的な理由や,不妊は女性の問題といった誤った見方で治療に取組めない方もおられると考え,経済的支援と不妊治療に対する正しい理解を啓発し,治療を受けやすい環境を整えるものです。
効果として,不妊治療を受けた方への母子健康手帳の交付件数が,前年度より倍増し,また,各方面からは多くの問い合わせをいただきました。
平成28年度からは不育治療費の助成を加え,平成29年度から一般不妊治療費の全額助成を開始する予定です。
この度は,本市の取り組みを高く評価いただき,ありがとうございました。これからも,悩みを抱えておられる方に少しでも支援ができるよう取り組んでまいります。

【選考理由】
不妊治療費は治療内容によっては大変高額で、保険も適用されないケースが多いというのが現状です。全国的に不妊治療費の一部助成施策は始まっているものの、それでも経済的負担が大きく、続けることが困難という方が多くいらっしゃいます。
三次市の「三次市不妊治療費助成事業」は県の補助と合わせて不妊治療にかかる費用を全額市が負担してくれます。子どもが欲しいけど、治療費が払えないという方々にとって大変有益であると判断し、表彰させていただきました。