予防接種(任意)
赤ちゃんは生後2~3カ月を過ぎると、お母さんからもらった免疫が少なくなり、自分で免疫をつけていかなければなりません。様々な感染症などに抵抗する免疫をつけていくことで、同じ病気にかかりにくくなったり、もう一度かかった時に症状が軽くなります。
予防接種はワクチンを使うことで、感染症の症状を発症することなく、それぞれの病気に感染したときと同じ状態をつくります。そうすることで、それぞれの感染源や病原菌のウイルスに対して免疫ができ、感染しにくくなります。
定期予防接種と任意予防接種の違い
予防接種は「定期予防接種」と「任意予防接種」の2種類があります。「任意より定期の方が重要」や「定期だけ受けていれば安心」と考えるお母さんも少なくないようですが、大きな間違いです!任意予防接種だからといって重要度が低いわけではありません。重症化するリスクを考えて、かかりつけのお医者さんにしっかり相談しましょう。
定期予防接種
定期予防接種とは、法律で「一定の年齢になった時に接種するように努力しなければならい」と義務づけられているものです。感染力が強い病気が指定されており、予防の必要性は非常に高いものと考えられています。ほとんどの地域では無料で受けることができ、小学校や中学校などで受けるものもあります。
任意予防接種
任意予防接種とは、保護者の希望に応じて病院で接種するもので特に義務づけられていません。定期予防接種とは違い有料です。康保険が適用されないので、全額自己負担となります。自治体によっては、任意予防接種の助成を実施している地域もあります。
任意予防接種内容
インフルエンザ
予防できる感染症 | インフルエンザ |
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接種時期目安 (接種回数) |
生後6か月以降(13歳未満は一定期間をあけて2回、13歳以上は1回) |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
予防できる感染症 | 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) |
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接種時期目安 (接種回数) |
1歳以上(1回接種) |
ロタウイルス
予防できる感染症 | ロタウイルス |
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接種時期目安 (接種回数) |
生後6週から24週(2回接種) 生後6週から32週(3回接種) |
A型肝炎
予防できる感染症 | A型肝炎 |
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接種時期目安 (接種回数) |
全年齢(3回接種) |
黄熱
予防できる感染症 | 黄熱 |
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接種時期目安 (接種回数) |
生後9か月以上(1回) |
狂犬病
予防できる感染症 | 狂犬病 |
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接種時期目安 (接種回数) |
全年齢(かまれる前は3回、かまれた後は6回) |
感染症・予防接種相談窓口
子宮頸がん予防(HPV)ワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般について相談にお応えします。
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