源泉徴収

所得制限

源泉徴収・・・。よく耳にしますが一体何のことやらと思っている方も多いでしょう。いかにも法律っぽくて筆者も敬遠していた言葉です。ここでは必要最低限の説明で源泉徴収を説明します。

源泉徴収とは

源泉徴収とは、一言で言うと、「給料をもらう前に所得税が引かれていること」です。言い換えると「所得税を引かれたあとの給料をもらう」ことです。所得税というものは、一人一人が払う必要がありますが、それでは個人や税務署の負担が大きくなり大変なので、いっそ給料を払う前に所得税を引いておこうというのが源泉徴収の考え方です。引いた所得税は、事業主が代わりに全社員分を翌月の10日までにまとめて税務署に支払います。

源泉徴収のメリット

こういう仕組みがあることで、給料をもらう側は税務署に行くこともなく、手間が省けてラッキーです。国としても、効率よく税金を徴収でき、取りっぱぐれがないのでいいことです。

源泉徴収のデメリット

反面、デメリットとしては、知らないうちに差し引かれているので自分が納税をしている意識、納税の義務の意識が薄れてしまう可能性があります。そうすると税金の使われ方や、国政にも興味や関心が薄れてしまいます。

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