レポート:澄川白舟(和芸澄川流一門エンターテイメント家元・ゼロメンバー)
昨日開催されやした『第2回 ゼロ会議』に、初参加さしていただきやした。
先ず、このネーミングがよろすぃなぁ!
「ゼロ会議」!
落語の演題とおんなじで、実にわかりやすい!
ほてから、強い決意も感じ取れやして、そのへんもグッドでおます。
ガンジーのお孫さんの、アルン・ガンジー氏の講演会に寄せていただいたとき、こんな話をされたはりました。
「何故、アメリカに拠点を置いたのか? それは、アメリカが差別大国であり、その差別をなくしたいからです。 全ての差別をなくすのは不可能かもしれない。 ですが、諦めずに活動を継続していくことが大切だと思います」
児童虐待も、ゼロにするにはあまりに多くの問題が山積しとりまっけど、ゼロになることを確信し、一歩ずつ進んでいくことが大切やと思いやすし、その意気込みがバチコーーーンと伝わってきやした!
ゼロ会議では、誰もが持ってる「きくで」の力がメインテーマとなり、参加者の一人ひとりがサポーターとなり、その拡大こそが、虐待ゼロに繋がっていくと語られました。
この「きく」には、2種類あると思いやす。
「聞く」と「聴く」。
一つは、「あなたのお名前は」? 「辛いことはないですか」? など、いわゆる問いかけですな。
気をつけなければ、時として圧力になってしまうこともおます。
もう一つは、心の叫び、声にならない声を〝聴く力〟
相手の愚痴を拾い上げる、『心の力』とも言えるんとちゃいまっしゃろか。
ゼロ会議の「きくでの力」は、まさに聴く力やと感じやした!
相手がぼそっとつぶやく言葉や愚痴は、側に居たはる人への信頼がなかったら、なかなか出てくるもんやおまへん。
せやからこそ、温かい地域、コミュニティ、人間関係の構築が必要でおますし、それも、自然なカタチで築かれていかなあきまへん。
相談する側、される側を固定化するんやのうて、圧を取り除いた自然さが一番でっさかいなぁ♪
皆さんも、いっぺんご参加くださいませ。
次回は、8月27日の火曜日、14:00 ~
阿倍野区民センター大ホールにて開催されやす。
関係者の皆さん、ご参加された皆さん、お疲れさまでおました☆