レポート:澄川白舟(和芸澄川流一門エンターテイメント家元・ゼロメンバー)
毎回参加さしていただいとりまっけど、回を重ねるたんびに思うことは、ハマちゃんのMCがオモロなっとりますな!
当然ながら、ゼロ会議委員 島ちゃん(島田妙子氏。 島ちゃんと呼んで欲しいなどと駄々をこね、その掛け声で登場されたはりました・笑)の仕込みも抜群でおまして、場内の笑いを誘うとりやしたで♪
てなわけで、明るく楽しく、児童虐待死をゼロにするプロジェクト!『ゼロ会議』は、第4回目も会場が一体となっての
ソフトパワー全開のイベントとなりやした!
スペシャルトークで登場された、食育イベント企画『はなみずきYuu』代表の中塚由子さん。
http://ginga.site/hanamizukiyuu/profile.html
月間100人を超える育児相談を受ける中塚さんの言葉には、相手のハートに届く真の優しさ、相談者にとことん寄り添う接し方ちゅうのを感じやした。
◇否定はしない。
子どものことで相談に来られていることで、100点満点のお母さん。
◇話は最後まできく!
話の途中で、自分の経験を元に話をしない。
「私たちの時代は…」ちゅうのは、押し付けになることがおまっさかいなぁ。
子どもに手を出してしまう内容でも最後まで話を聴き、それらを全否定するんやのうて、「その気持ちもわかるわよ」と、
先ずは同苦することが大事なことやと思います。
何べんも書かしてもろてまっけど、「きく」には二種類おまして、
一つは、「どんなことで悩んでるんですか?」 ちゅう、所謂問いかけでおますわな。
これは、相談をされる側と相談者ちゅう役割を確立してしまい、本音を言えない空気感をこしらえてしまいやす。
もう一つは、受け身の「聴く」。
相談者に寄り添うことにより、ネガティブな言葉や愚痴なんかをボソッと話してくれるようになる。
これを拾い上げることが大事なんですわ。
ここに、真実があり、SOSが隠されてると思いやす。
そうなると、次の段階ですわな。
解決する方法を探さなあきまへん。
そこで! 今回は、頼もしいゼロ会議サポーターでもある方たちがご紹介されやした。
◇ゲストハウス R Guest Houseのオーナー
坂本竜一さん。
大阪メトロ『桜川駅』近くにおます綺麗なゲストハウス。
ゼロ会議のため、DVなどで逃げてきた母子が泊まれるように、常時3床のベッドを空けてくれたはります。
https://www.r-guesthouse.com/
◇大阪天満法律事務所の弁護士
夏目麻央さん。
家庭や子どもの問題に、親身になってくらはる女性弁護士さん。
どんな小さいことでも、お気軽にご相談くださいませ。
http://osakatenma-lo.com/
◇不動産 オフィスVER(ウェール)代表
春田美砂子さん。
自身の経験から、独身女性、ワーキングマザー、シングルマザーの方たちが、安心して暮らせる居場所を見つけてくらはります。
https://ver.osaka.jp/about
◇(株)Th-wave.corporation
芝田智輝さん。
こちらも不動産屋さんでおます。
ゼロ会議のハマちゃんが、長年お世話になっている方とのことで、見た目はアレでっけど、とにかく信頼度抜群!
ウソをつかないのがモットーちゅう紳士でおます。
https://www.hatomarksite-zentaku.com/osaka/company_area/result_area27128/company21522/
◇「子育ての相談をネットで」 子育て相談ドットコム
中島大介さん。
何と! 100人を超える専門医やカウンセラー、保育士などに無料で相談できる、日本で唯一のコンテンツを運営。
https://kosodate-qa.com/
どないでっか! この布陣。この顔触れ。
で、ここへ相談に行こう! となっても、なかなか敷居が高く感じて、行けんこともおますわなぁ。
そこで、『付き添う』ちゅうことが大切になってきやす。
一緒に弁護士事務所や、不動産屋さんや、行政機関や、必要な場所に同行する。
電話をするにしても、横にいてあげる。
このサポートが、ホンマに重要なことなんですな。
せやけどゼロ会議は、ホンマに 「disponibilite」やと感じやした。
困難を抱えている人たちの周りに、色んな力を持った人たちが集まってくる状況を表す言葉やと、
わたいの恩人に教えていただきましたけど、まさに! その通りやおまへんか☆
もともとは、「空き部屋がおます」、「準備が整ってまっせ」ちゅう意味で、周りに対応できる備えがあることを表しとりやす。
避難所を提供、法的な対応、住居を探す、あらゆる方面での相談、さらに、付き添い寄り添う心もおます。
この更なる拡大が、虐待を無くし、虐待死をゼロにすることに繋がってゆくと確信しやした。
正直なところ、人を助けるちゅうのはできんかもしれまへん。
相手の気持ちをわかるちゅうのも、無理とちゃいまっか。
けど、人を支えることはできますし、その人の気持ちを、わかろうとすることもできやす。
綺麗事もいらないし、キバリ過ぎることもおまへん。
ただ相手に寄り添い、弱音や愚痴を聴き、そこから次へと繋げてゆく…
「わたしが絶対に助けるんや」! では、共倒れになることもおます。
せやからこそ、皆んながサポーターになる!
みんなが「いつでも話を聴くで」! ちゅう空きを心に持つことが、ホンマに大事やなぁ?と感じた第4回 ゼロ会議でおました。
最後に流れました、『久米田高校 ダンス部』の皆さんの映像には、ダンスを通して虐待をゼロにしたい! という、熱い想いが溢れとりまして、
自分の居る場所、職業、できることで、ゼロ会議を広めていければと、改めて感じさせてもろたようなことでおます☆
全ての関係者の皆さん、おつかれさまでおました☆
第4回ゼロ会議 アンケート結果